中国の自撮りカメラアプリ「Meitu」、香港市場最大のIPOへ…売上の柱「スマートハードウェア」に積極投資

中国の自撮りカメラアプリの王者「Meitu」が香港市場に上場する。これはAlibabaを超える、香港市場最大規模での上場となるだろう。今回の新規上場によって、Meituは、その調達資金の約30%をスマートハードウェア事業拡大に当てる計画だ。

中国の自撮りカメラアプリの王者「Meitu」が香港市場に上場する。

上場日は12月15日を予定。今回の新規上場に伴い、Meituは、その13.6%を1株あたり8.5香港ドル〜9.6香港ドル(約120〜140円)で売却する見込みで最大55億香港ドル(約800億円)を調達する予定だ。これは香港市場最大規模での上場となるだろう。

マンダリンで「美しい写真」を意味するMeituは、自撮りカメラアプリで、中華圏の人々を中心に魅了する。特に、肌の色が変えられたり、顔の一部を修正したりできる、高性能なエフェクト・編集機能が、SNSなどを通じ自撮り写真を投稿する彼らにピタリとハマった。実際、中国の主要SNSに投稿される写真のうち、50%以上でMeituのアプリが利用されているという。さらに、Meituの1ヶ月あたりのアクティブユーザー数(MAU)は、4億5,600万以上。

今回の新規上場によって、Meituは、その調達資金の約30%をスマートハードウェア事業拡大に当てる計画だ。なお、同社の売上の95%はスマートハードウェア事業で、そのほとんどが中国・香港・マカオのユーザーによるもの。