世界初の自動運転バス「Navya」、シリーズBで約31億円を資金調達…フランスから世界のスマートモビリティへ

世界で初めて公共交通機関に採用された、フランスのスタートアップ「Navya」は、360 Capital Partners(Robolution Capital)、CapDecisif Management、Gravitation、フランスの大手運輸グループKeolis、自動車部品メーカーValeo、カタールのGroup8から、シリーズBで3,000万ドル(約31億円)の資金調達を実施した。

世界で初めて公共交通機関に採用された、自動運転バスの開発会社が、グローバル展開を加速する。

フランスのスタートアップ「Navya Technology」は、シリーズBで3,000万ドル(約31億円)の資金調達を実施した。

今回のラウンドは、360 Capital Partners(Robolution Capital)、CapDecisif Management、Gravitation、フランスの大手運輸グループKeolis、自動車部品メーカーValeo、Group8が参加した。

今回の資金調達によって、Navyaは、米国、欧州、地中海湾岸を中心に、グローバル展開を加速していきたい考えだ。

今回の資金調達に加えて、Navya は、Keolis、Valeo、Group8と戦略的業務提携を締結した。

まずKeolisとは、都市への自動運転バスの運用で合意し、2016年9月よりリヨン中心部のリヨン・コンフリュアンスで運転を開始している。

つぎにValeoとは、センサーデータ処理の最適化をはじめとした、自動運転車の製造に必要不可欠な技術共有に関して合意した。

最後にGroup8とは、Navyaの海外展開を支援することで合意した。特に、地中海湾岸を中心に、中東、アフリカ市場への進出していく予定。

Navyaは、2014年に、フランス・パリのリヨンで設立された会社。完全に自立走行する自動運転車を中心とした、革新的で持続可能なスマートモビリティソリューションを提供する。

Navyaでは、今年6月に、スイス・南部ヴァレー州シオンで、公共交通機関としては世界で初めて自動運転バスのテスト運行プロジェクト「SmartShuttle」を実施。運用は、スイスの大手バス会社PostBusが担当。

Navyaの自動運転バスは、最大収容人数15人、最高時速45キロの100%電気自動運転車で、ステレオ・カメラやレーザー計測システム、赤外線、GPSなど最先端のセンサーを搭載。自動走行車として最高の「レベル5」に分類される。

なお、Navyaの自動運転バスの自動走行ソフトウェアは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校出身の技術者が設立したBestMileが担当している。