リプロセル、幹細胞培養技術を応用した化粧品販売会社「リプロキレート」設立 タニタの前会長・谷田大輔氏も参画…新規事業で化粧品市場へ参入

リプロセルは、キレートジャパン、昇陽との間で、共同出資による合弁会社リプロキレート)を設立することを決議した。設立日は11月25日の予定。

リプロセルは、11月7日開催の取締役会において、キレートジャパン、昇陽との間で、共同出資による合弁会社リプロキレート)を設立することを決議した。設立日は11月25日の予定。

リプロセルは、これまでに培ったiPS細胞などの幹細胞の培養技術を応用し、キレート社と共同で新規化粧品の開発を開始する。

一方、キレートは、「フリーズドライ(凍結真空乾燥)」技術とカプセル化技術「ナノソーム」の最先端技術を有しており、新たな化粧品の企画、開発において長い実績がある。

今後、リプロセルの幹細胞技術とキレート社の化粧品開発技術を組み合わせ、新たな化粧品の開発を行う予定だ。

化粧品関連の市場規模は、2015年で1兆5,000億円を超える市場だ。その中でも「頭髪用化粧品」「皮膚用化粧品」「仕上用化粧品」が全体の9割以上を占める。最近では、幹細胞の培養液を加工した化粧品も登場しており、幹細胞は再生医療だけではなく化粧品業界においても注目が高まっている。

そのため、リプロセルでは、現在ヒトiPS細胞の技術を基盤とし、試薬製品、創薬支援および再生医療の事業展開を進めているが、化粧品事業を新規事業として立ち上げていく。

今回、キレート社と化粧品等に関する共同開発を進めると同時に、開発した製品の販売会社としてリプロキレート社を設立した。

リプロキレート社は、キレート社、当社、昇陽社の3社が出資し、昇陽の代表取締役会長である谷田大輔氏も合弁会社の取締役として経営に参画する。

谷田氏は、1985年に株式会社タニタ株式会社の代表取締役社長に就任し、世界初の家庭用体脂肪計・体組成計を開発・販売し、ヘルスメーター売上世界No1企業へと成長させた経歴をもつ人物。谷田氏のこれまでの経営実績をリプロキレート社にも活かすことで、新規化粧品の事業展開を加速させていく。

今回の発表によって、リプロセルは、今まで培ってきた幹細胞の培養技術を活かして化粧品市場に参入することにより、今まで法人をメインとしていた顧客層を一般消費者にまで広げていきたい考えだ。