リクルート、ビッグデータ x フィンテックで中小企業向け金融サービスへ新規参入…リクルートファイナンスパートナーズを設立

株式会社リクルートホールディングスは、新たな事業の開始を発表した。それに伴い、完全子会社として株式会社リクルートファイナンスパートナーズを設立し、貸金業登録を申請。

株式会社リクルートホールディングスは、8月24日、新たな事業の開始を発表した。

リクルートホールディングスグループは、グループの各サービスを利用するユーザー向けに、スルガ銀行株式会社と提携した個人客向け金融サービス(2016年5月26日 サービス開始)やメガバンク3行を中心とした複数の金融機関にオンラインで一括で住宅ローンの事前審査を依頼できるウェブサービス(2016年8月18日 サービス開始)などのユーザー向け金融サポートサービスである「リテール向け金融サービス」を相次いで開始している。

その一方で、リクルートホールディングスグループは、国内事業におけるクライアント基盤を強化するために中小企業向け業務支援サービスを積極的に展開しており、それら中小企業の事業資金需要に対応できる融資サービス「法人向け金融サービス」の可能性についても検討を続けてきた。

今回、それらの検討において一定の目途が立ったことから、リクルートホールディングスは、グループの新規事業としての中小企業向けの融資事業を開始することを決議するに至ったという。

今回の発表に伴い、「メディア&ソリューションSBU」内に、新たに金融サービス推進室を設置し(2016年10月1日 正式発足予定)、リテール向け金融サービスと法人向け金融サービスの両者を包括的に検討推進していく。

さらに、法人向け金融サービスにおいて、中堅・中小事業者が事業機会・成長機会を公平に得られる社会を創造し、地域経済の発展に寄与することを理念として、成長投資意欲の高い中小企業の事業資金需要をサポートする融資事業の可能性を検討するために、完全子会社として株式会社リクルートファイナンスパートナーズを設立し、貸金業登録を申請。

当社グループの保有するトランザクションデータ(商取引データ)とその他の様々なデータを活用し、オンライン完結型の融資事業を展開できるサービスプラットフォームを作り上げ、融資の申込み・審査・入金の全てのプロセスにおいてスピードを重視した事業展開を目指しております。

今回の新たな事業を通じて、リクルートホールディングスグループは、当初の3年間を本事業の本格稼働に向けてのあらゆる事項の検証期間と位置づけ、実際の融資業務を開始しながら、同時にデータ収集や市場調査も行っていく予定。加えて、事業の検証及び本格稼働に向けて、既存の金融機関や様々なFintech(金融とテクノロジーの融合)企業とも積極的に提携を検討していく。

なお、その一環として、2016年8月8日付で株式会社インフォマートとの間で協業検討開始に関する基本合意書を締結した。