ユニバーサルバンク、pediaをTIGALAに事業譲渡。代表鳥居氏の株式投資型クラウドファンディングへの思いとは。

ベンチャーキャピタリスト出身のユニバーサルバンク鳥居氏の多くの起業家からの人気の秘密と、起源とは。

年の瀬の師走に差し掛かる11月、六本木では金曜の夜、かつクローズでの告知にも関わらず100名を超えるIT関係者がオフィスに移転を祝福に集まった。

ユニバーサルバンクは、元East Venturesの鳥居佑輝さんが2014年12月に創業し2015年の5月より始動した会社。大学在学中に休学し単身上京しベンチャー企業で修行、100を超えるビジネスモデルの一年間の思案期間と共に大学を卒業し新卒でEast Venturesへ入社し、ディールソーシングからファンドのバックオフィス業務、シェアオフィスやアクセラレーターの立ち上げから運営など数々の業務で、BASE株式会社の創業参画から投資・支援等を経て、約3年間の勤務後ユニバーサルバンク株式会社を創業。「自分が一番社会に貢献できる方法だと思った」と株式投資型クラウドファンディングの事業を立ち上げる。

“キャピタリスト的なバリューの出し方へも意義や憧れを感じますが、これはファンドマネージャーが理解できない事業は投資できないために僕がボトルネックになる可能性がある。なのでまずは自身の体験を元に未公開株式市場を作りベンチャーへ流れるお金の総量を増やす事を強く実現したいと考えました。僕が1つのファンドを作るよりも、投資家と起業家のマッチングのプラットフォームを作った方が、世の中に与えるインパクトとしては大きいのでは、と。”

そう語る鳥居氏は、East Ventures代表パートナーの松山太河氏へ恩がたくさんあるそうだ。「太河さんがいなかったら今のぼくはありません。学ばせていただいたことを活かし、恩返しも兼ねEast Venturesの投資先として、資金調達の世界を変えたい。」(鳥居氏)と語る。

創業当初は多くの新規事業を立ち上げる中、周りの起業家の初志貫徹に、自身が本当に信じられる事業は何か悩み続けたという。East Ventures時代の出会いから、今のユニバーサルバンクに引き継がれた出会いも多いそうだ。

そんな出会いの中から、16歳のワンファイナンシャルCEO山内氏について語ってくれた。
“ワンファイナンシャルの奏人くんは、初めて会ったのは、East Ventures時代に主催したイベントに来てくれた時です。その後、奏人くんが12歳の頃チームを引き連れてプロジェクトをするタイミングでEast Venturesのコワーキングスペース@渋谷を使ってもらう間関係を強めていき、僕がユニバーサルバンクを創業するときについてきてくれました。現在はワンファイナンシャルを創り独立したのですが、株主として支援させてもらってます。”

もう一人、TIGALA社に譲渡されるPediaの元編集長坂上氏について語ってくれた。
“pediaは、East Venturesの後輩で元ユニバーサルバンク執行役員坂上聖奈氏が編集長として立ち上げられたもので、2016年9月にユニバーサルバンクにて譲受し1年間運営させていただいた中、事業継続の方法について悩んでいたタイミングで、同じように小さな資金調達など、お金の流れを変えて困っている人の力になるTIGALAの正田さんにお話をいただけて、シナジーもあり経営経験も豊富な正田さんならより良く続けてくれるだろうと思いお受けしました。TIGALA社によるpediaの成長がとても楽しみです。”

今回、pediaの事業譲渡によりユニバーサルバンクは株式投資型クラウドファンディングにコミットを強めていく。第一種少額電子募集取扱業務の証券業登録をすすめているユニバーサルバンクは、研究開発型ベンチャーが増える昨今、もともとインドネシアで起業しようとしており海外経験豊富な鳥居氏のベンチャー系と研究者とのリレーションは、案件組成において大きなアドバンテージとなる。

“年内、ないし来春にはリリースできれば。サービス名も決定しているのですが、そこは是非楽しみにお待ちください。”