ユニコーン企業ZenefitsのライバルMaxwell Health、シリーズCで約25億円調達

健康保険・医療保険・生命保険などの福利厚生を管理するクラウドHRソフトウェアを提供する米国・ボストンのMaxwell Healthは、GIS Strategic VenturesなどからシリーズCで2,200万ドルの資金調達を実施した、と発表した。ユニコーン企業Zenefitsとは異なるアプローチをするHR企業としても知られている。

Maxwell Health
健康保険・医療保険・生命保険などの福利厚生を管理するクラウドHRソフトウェアを提供する米国・ボストンのMaxwell Healthは、3月21日、シリーズCで2,200万ドル(約24億9,348万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回のラウンドで、資金調達額は累計5,640万ドル(約63億9,238円)となった。

今回のラウンドは、GIS Strategic Venturesがリードで、既存投資家のAdams Street Partners、Cambia Health Solutions、Catalyst Health Ventures、Industry Ventures、Lerer Hippeau Ventures、Schooner Capital、Tribeca Venture Partners、Vaizra Investmentが参加した。なお、GIS Strategic Venturesでは、Guardian Life Insurance CompanyとSun Life Financial、Cendana Capitalが戦略的業務提携を締結している。

同社は、2012年、Veer Gidwaney氏、Vinay Gidwaney氏、Morley Ivers氏によって設立された会社。ユニコーン企業Zenefitsとは異なるアプローチをするHR企業としても知られている。

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同社では、中小企業の人事・労務担当者向けに、給与管理、人事管理、健康保険・医療保険・生命保険などの福利厚生を統合することで、合理的なHRソリューションを提供する。

さらに、人事・経営戦略・コンプライアンス分野に特化した専門家を顧問パートナーとして抱えている点も魅力的だ。これにより、企業の人事・労務担当者は、事務的な作業やデスクワークなどの雑務に追われることなく、生産的な仕事に集中できるようになる。

これまでに、同サービスは、米国の保険ブローカー上位100事業者のうち、約2万人のコンサルタントに利用されている。

また、同社は、米国・ボストンに本拠地をもち、米国・ニューヨークにも拠点をもつ。現在、従業員数は150名以上だ。なお、同社によれば、従業員数は2014年から2015年で倍増した、とのこと。

今回の資金調達によって、顧客中心のHRプラットフォーム開発を進め、保険・ライフスタイル・金融商品のラインナップを拡大し、米国全土の中小企業との提携を進めることで、米国全土の顧客に最適な健康保険・金融商品を提供していきたい考えだ。