ユニコーン企業Oscarに続くか?大注目のInsurTechスタートアップ「Lemonade」がGeneral Catalyst PartnersからシリーズBで約38億円を資金調達

米ニューヨークのP2P保険スタートアップ「Lemonade」は、米証券取引委員会(SEC)にFORM Dを提出し、リリースから2ヶ月で、シリーズBで3,400万ドル(約38億円)を資金調達した。今回のラウンドは、General Catalyst Partnersをリード投資家に迎え入れ、Aleph、Sequoia Capital、XL Innovate、Tusk Ventures、Thrive Capital、GVが参加した。

米ニューヨークのP2P保険スタートアップ「Lemonade」は、米証券取引委員会(SEC)にFORM Dを提出し、リリースから2ヶ月で、シリーズBで3,400万ドル(約38億円)を資金調達した。

今回のラウンドは、General Catalyst Partnersをリード投資家に迎え入れ、Aleph、Sequoia Capital、XL Innovate、Tusk Ventures、Thrive Capital、GVが参加した。今回の資金調達は、2015年12月のシードラウンド、2016年8月のシリーズAに続くもので、累計資金調達額は6,000万ドル(約70億円)となった。

Lemonadeは、2015年に設立された会社だが、ステルスでのサービス提供を続けながら静かに事業を伸ばしてきた。

今回提出された書類では、その経営メンバーに、Sequoia Capital(イスラエル)パートナーのHaim Sadger氏、AlephパートナーのEisenberg Michael氏も経営陣として名を連ねていることがわかる。

一方、General Catalyst Partnersでは、FinTechの中でも保険業界に注目して調査し続けていた。General Catalyst Partnersでは、保険スタートアップでユニコーン企業のOscarにシリーズAで出資以降、Gusto(SMB)、TrueMotion(自動車)、FreeBird(旅行)などの保険スタートアップにも投資している。その中、次の保険スタートアップのトレンドとして、「個人向け損害賠償保険」に注目していた。自動車保険業界では、GeicoやProgressiveなどのブランドが消費者に対して直接的な影響を持つ一方で、家財保険など個人向け損害賠償保険のほとんどが代理店による店頭販売といったオフラインでのサービスだからだ。

そう考える中、General Catalyst PartnersはLemonadeと出会った。General Catalyst Partnersによれば、Lemonadeを初めてみた時、まず第一に「保険商品には見えないプロダクトに衝撃を受けた」という。

Lemonadeでは、米ニューヨーク在住の人なら、電話で代理店のエージェントと話すように、スマートフォンアプリから、テキストチャットで “Maya”と話すだけで、信じられないほど迅速に保険商品を購入できるという。

今年9月、Lemonadeは、ニューヨーク在住の住宅所有主と賃貸主に向けにP2P保険サービスをリリースした。Lemonadeでは、月額わずか5ドルの賃貸保険、月額35ドルの家財保険を販売する。これらの販売は、人的な保険ブローカーなどを介入することなく、スマートフォンアプリから全てのプロセスを行うことができる。

また、Lemonadeでは、行動経済学者Dan Ariely氏を招聘し、そのコミュニティに対する考えをサービス設計に活かしている。