ヤフー・YJキャピタル、ビッグデータやAI、サイバーセキュリティ分野に特化した投資ファンド「YJテック投資事業組合」を組成…ファンド規模は約35億円

ヤフー株式会社と100%子会社であるYJキャピタル株式会社は、「YJテック投資事業組合」(YJテック)を組成し、国内外の2つのファンドへの出資を決定したことを発表した。

ヤフー株式会社と100%子会社であるYJキャピタル株式会社は、7月27日、2016年5月20日付で「YJテック投資事業組合」(YJテック)を組成したことを発表した。

YJテックは、技術が急速に進化しているビッグデータ、AI(人工知能)、サイバーセキュリティ分野に特化して投資を行う、約35億円を運用する投資ファンド。アメリカやイスラエル、日本等の最先端技術を保有するスタートアップ企業への投資を通じて、最先端の知見や技術トレンドをYahoo! JAPANが提供するサービスに活用していくことを目指して組成された。

今回のYJテック組成で、YJキャピタルではYJテック専任パートナーとして、谷口博基氏が就任。

谷口氏は、東京大学工学系研究科修了後、マッキンゼー入社、在籍中にカリフォルニア大学バークレー校にてMBA/MOT取得。 マッキンゼーではハイテク・製造業を中心に日本企業のグローバル化、提携、買収、新規事業開発、R&D戦略など幅広い案件に従事。2013年1月にヤフー入社後は、株式会社一休の買収、Buzzfeed社との合弁事業会社「BuzzFeed Japan株式会社」設立などを担当。

谷口氏は、今回のYJテック専任パートナー就任に伴い、ヤフーのコーポレート統括本部企業戦略本部総合事業企画室長とデータ&サイエンスソリューション統括本部D&S事業開発室長を兼任する。

また、YJテックでは、ビッグデータ、AI(人工知能)、サイバーセキュリティ分野のスタートアップ企業への投資にあたり、Yahoo! JAPANの技術領域の3名の執行役員が技術的観点からの助言を行う。

なお、今回のファンド組成に先立ち、米国など世界有数の政府系研究開発プロジェクトを通じて誕生した最新技術を活用したテクノロジー企業の立ち上げや成長を支援するために設立された、比類のない「起業スタジオ(“startup studio”)」のData Tribeと慶應義塾大学初のベンチャーキャピタルファンドとしてIT融合領域・デジタルヘルス・バイオインフォマティクス・再生医療の4分野に投資を行う慶應イノベーション・イニシアティブへ出資をしたことも明らかにした。