モブキャスト、新株予約権発行で総額11億6,200万円を資金調達へ…4本の新作ゲーム開発、2〜3本の大型IP獲得、国内外の広告宣伝費に充当

モブキャストは、大和証券を引受先とする新株予約権を12月1日に発行するとともに、そのコミットメント契約を締結したことを決定。新株予約権数は1,462個、1個あたりの発行価額は6,543円で、総額956万円となる。新株予約権の行使価額は796円で、全て行使されると11億6,200万円の調達が可能になる見込み。

モブキャストは、11月15日、大和証券を引受先とする新株予約権を12月1日に発行するとともに、そのコミットメント契約を締結したことを決定。

新株予約権数は1,462個、1個あたりの発行価額は6,543円で、総額956万円となる。新株予約権の行使価額は796円で、全て行使されると11億6,200万円の調達が可能になる見込み。

モブキャストでは、2013年よりネイティブゲームの開発体制を整え、さらに26年よりグローバル展開を準備し、2016年6月にはブラウザゲームに係る運営をマイネットと共同運営することで、ブラウザゲームに係る人員をネイティブゲームの開発に充て、来夏までに新規のネイティブゲーム5タイトルの開発及び配信を実行する体制の構築を進めてきた。

今回の資金調達について、モブキャストは、①新規ゲームタイトルの開発及び初期運用費、開発に際し②既存アニメ等のファンを新規ユーザーとして取り込みが期待できる大型IPの獲得、及び③日本のみならず、アジア圏、北米圏を含むグローバルでの広告宣伝活動における費用に充当する予定。なお、使用用途の内訳は以下の通り。

ここからは具体的な計画を見よう。まず、①の「新規ゲームタイトルの開発」については、現在既に配信を開始している「LUMINES PUZZLE & MUSIC」の音楽アーティストの追加パックについて国内外のアーティストとのコラボレーションによる追加パックを複数企画、開発し、配信していくことに加えて、新たに、2017年度末までに「LVS」、プロジェクト「LEGEND」、プロジェクト「SM」、プロジェクト「OK」、その他計画中のタイトルも含め開発を行い、順次国内外を含めたグローバル市場に投入する予定。マーケットの需要に合わせたゲームをタイムリーにマーケットに投入するために、複数のゲームタイトルで並行して短期間での開発を行い、その開発のための人件費、外注費、人材の採用費及びゲーム配信開始後初期の運営体制構築費用に充てる計画。なお、これまでの平均的なゲームの開発費用は1タイトルあたり約1億円程度で、新規開発ゲームタイトルも同程度の開発費用を見込む。

次に、②の「IPの取得」については、2〜3本の大型IPを獲得する計画。今回の資金調達は、強力IPを取得する際の契約金等に充てる予定。同社は、これまでに「魔法少女 まどか☆マギカ」の IP を取得し、中国のbilibiliと新規ゲームの共同開発をしているが、より強力で多くのファンを保有するIPの獲得を進め、新規ユーザーの獲得と認知度の向上により売上の拡大を図りたい考えだ。

最後に、③の「新規ゲームタイトルの配信に伴う広告宣伝費について」は、国内外でのインターネット広告、イベント等、グローバルな広告宣伝等に充てる方針。なお、実際の広告を打つタイミングに先立ち、広告宣伝費活動が前倒しになる可能性もあるという。