ミレニアル世代によるミレニアル世代のための、出張フォト撮影サービス『Lovegraph』がグリーベンチャーズ等から総額約1.4億円を資金調達 フォトジェニックな写真が新しい「ラブグラフする」文化をつくる

出張フォト撮影サービス『Lovegraph』の運営会社ラブグラフは、グリーベンチャーズと3ミニッツ取締役CFOの石倉壱彦氏をはじめとした個人投資家などを引受先として、シリーズAラウンドで総額約1.4億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。


出張フォト撮影サービス『Lovegraph』の運営会社ラブグラフは、グリーベンチャーズと3ミニッツ取締役CFOの石倉壱彦氏をはじめとした個人投資家などを引受先として、シリーズAラウンドで総額約1.4億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

Lovegraphは、カップルや家族、お友達とのおでかけにプロのカメラマンが同行してありのままの幸せな瞬間を撮影してくれる、出張フォト撮影サービス。

利用者は、ウェブサイトから依頼を出せば、すぐにカメラマンとマッチングするので、あとは直接連絡をとり、自分の希望に合わせて撮影してもらうだけ。1回の撮影は約1~2時間ほどであり、100枚以上撮影した写真の中からユーザーが選んだ写真10枚がデータで届く。主に、10代~20代後半を中心に利用されている。

一方カメラマンは、日本全国各地、北は北海道から南は沖縄まで、いわゆるセミプロと呼ばれる人たちが、自分の空き時間で撮影する。

**いまLovegraphは、日常の何気ないシーンに新しいアクティビティを提供するサービスとして成長しています。**

**もともとカップル写真として始まったこともあり、当初は1回目のご利用のハードルが少し高くもあり、友達との利用に向けてLovegraph friendsをリリースしました。それ以降は、1回利用していただくと、Lovegraphならではの体験を楽しんでくれてリピーターとなる方々が多くて、友達との写真撮影にもう一度利用したり、彼氏との写真に利用したりするようなサイクルができ始めました。**(株式会社ラブグラフ 代表取締役 駒下純兵氏)

今回の資金調達によって、ウェディングと七五三が大半を占める写真撮影市場において、生まれてから死ぬまでの全てのイベントの記録を残す方法として、Lovegraphをより身近に感じてもらえるよう、国内におけるサービス拡充を目指す。

さらに同社代表取締役の駒下純兵氏によれば、Instagramで「ラブグラフもどき」というハッシュタグが生まれるなど、いわゆるミレニアム前期(18〜24歳)の間で独自の文化を生みだしながら発展している点を考慮し、新たな集客エンジンとして、Lovegraphの強みが活きるよう「記事コンテンツ」を充実させる予定だ。

**僕らとしては、手数料ビジネスモデルではなく、個人が求められる個の時代だからこそ、新しいマネタイズモデルを模索して新規事業につなげていきたいとも考えています。**(株式会社ラブグラフ 代表取締役 駒下純兵氏)

今回の資金調達について、グリーベンチャーズのパートナー 堤達生氏とインベストメントマネージャー 根岸奈津美氏は次のように語ってくれた。

* グリーベンチャーズ パートナー 堤達生氏

**Lovegraphは、ユーザーの熱量が強くて濃いコミュニティができています。「ググる」というのと同じように「ラブグラフする」という言葉が、ミレニアル世代を中心に流通しています。サービス名が動詞化する、それほどまでに強く濃いコミュニティを持っていることに対して、非常に大きなポテンシャルを感じています。**

**このポテンシャルは、実名型グルメサービスRettyの初期に投資をした時のことを思い出します。奇しくも、今回ラブグラフは根岸が今年3月のB Dash Campで代表の駒下純兵さんとお会いしたことがキッカケになりましたが、Rettyも僕がB Dash Campで代表の武田和也さんとお会いしたことがキッカケで投資につながりました。**

**ラブグラフは、Lovegraphのユーザーと同世代なミレニアル世代で非常に若いメンバーで構成されています。駒下さんをはじめ、エモーショナルなチームで、ユーザーと同世代だからこそ、ユーザーの気持ちがわかって、彼らと同じ熱量で情報発信することができています。**

**投資家として、スタートアップに対してどのような価値を提供してビジネスを一緒に作っていくか、を考えた時に、彼らが持っているエモーショナルな部分と、僕らが持っているサイエンスな部分を融合することで、彼らの良さを伸ばして、ラブグラフらしい強さを育てることができると考えています。**

**Instagramが普及してきた中で、ミレニアル世代にとって写真に対する概念の一つに承認欲求というものの存在が大きくなってきていると思います。スマホのカメラやカメラアプリにとどまらず、より美しく、よりナチュラルに盛れる、いわゆるフォトジェニック化された写真へのモチベーションが、今後ますます高まっていくと考えています。もちろん、アウトプットの写真だけでなく、写真を撮るプロセス自体も、エンターテイメントに変わっていくと考えています。**

* グリーベンチャーズ インベストメントマネージャー 根岸奈津美氏

**今年3月に福岡で開催された、B Dash Campの懇親会で駒下さんがたまたま目の前を通り過ぎた時に、独特のオーラを感じ、ピンと来て話しかけました。実際話してみると、そのオーラは、ミレニアル世代から支持を高めつつある「ラブグラフ」というサービスに対する自信から来ているものなのだと確信しました。彼らは、ミレニアル世代の心をつかむサービスを生み出せる、稀有なスタートアップだと思います。**