宿泊予約の権利売買サービス『Cansell』を運営するCansell株式会社は、株式会社DGインキュベーション、株式会社カカクコム、大和企業投資株式会社が運営する大和スタートアップ支援投資事業有限責任組合、株式会社イノベンチャーの計4社より総額4000万円の資金調達を実施した、と発表した。
宿泊予約の権利売買サービス『Cansell』を運営するCansell株式会社は、1月16日、株式会社DGインキュベーション、株式会社カカクコム、大和企業投資株式会社が運営する大和スタートアップ支援投資事業有限責任組合、株式会社イノベンチャーの計4社より、シードラウンドで総額4000万円の資金調達を実施した、と発表した。
「Cansell」は、キャンセル料の掛かるホテル予約の権利を他の人に販売できるWebサービス。通常、急に予定が入ってしまったり、事情により宿泊予約をキャンセルする場合、キャンセル料が発生してしまう。そこで、「Cansell」では、本来キャンセル料を支払うはずだった宿泊予約の権利を、そのホテルに泊まりたい人に販売・譲渡できるような仕組みを提供する。これにより、キャンセル料支払いの悩みを解決する。
今回の資金調達について、Cansell株式会社 代表取締役 山下恭平氏は、Pedia Newsに次のようにコメントしてくれた。
**宿泊権利の売買という今までにないかなりチャレンジングなビジネスですが、多くの方に出資して頂き一緒に事業を創っていけることにワクワクしています。**
**最初は正直どうなるかと思いましたが、予想以上にキャンセル料を支払っている方が多いことに驚きました。**
**至らない点も多くユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしてしまう事もあるかと思いますが、良いサービスを提供できるようにチームみんなで頑張っていきたいと思います。**(Cansell株式会社 代表取締役 山下恭平氏)
なお、現在、高級リゾートホテルからビジネスホテルまで様々なホテルの宿泊予約権利が売買されているという。