ブイキューブ・エムスリー合弁会社「エムキューブ」の合弁契約解消…エムスリーの完全子会社化、4630万円で株式譲渡

株式会社ブイキューブは、10月24日開催の取締役会において、持分法適用関連会社であるエムキューブ株式会社の保有株式全てを、合弁相手先であるエムスリー株式会社に譲渡し、合弁契約を解消することを決議した。

株式会社ブイキューブは、10月24日開催の取締役会において、持分法適用関連会社であるエムキューブ株式会社の保有株式全てを、合弁相手先であるエムスリー株式会社に譲渡し、合弁契約を解消することを決議した。これにより、エムキューブは、11月1日付でエムスリーの完全子会社となる。

エムキューブは、2014年3月、ブイキューブとエムスリー両社の強みを生かしたサービスを開発、事業展開するために合併契約を締結したことで設立された会社。

エムキューブでは、インターネットを利用した医療関連領域へのビジュアルコミュニケーションサービスを提供する。特にメディカルヘルス分野では、Web講演会を始めとする製薬企業向けのマーケティング支援や遠隔医療等のサービス開発・提供を行う。

その中、ブイキューブでは、エムキューブにビジュアルコミュニケーションシステムの提供や運用サポートを行い、エムキューブによる製薬企業向けの新しいWeb講演会サービスや治験・臨床研究における情報共有とコミュニケーションをサポートする「治験ラーニングサイトパッケージ」等のサービスの開発・提供を支援してきた。

今回の合併契約の解消について、ブイキューブは、

合弁会社設立後、一定の成果が出てきたものの、国の規制緩和・強化等のメディカルヘルスケア分野を取り巻く市場環境の変化が進む中、当社とエムスリーにおいて、本格的に同分野での顧客及び両社にとってベストの取り組みを加速させるべく、今後の事業展開の在り方に関し協議を重ね、当社が合弁契約解消を含めた提案をしました。

その結果、エムスリーから当社に対して合弁契約解消の申し出があり、当社がこの申し出を受けて、両社の良好な関係は維持しつつも、これまでのエムキューブによるサービス提供を通じて市場から得られたニーズや知見を、両社各々のサービスやソリューションへ応用し事業展開に活かしていく段階にあるとの方向性で一致し、当該合弁契約を解消する合意に至りました。

と語っている。

今回の合併契約解消に伴い、ブイキューブが保有するエムキューブの全株式(発行済株式総数の49.0%)をエムスリーへ譲渡する。譲渡価格は4630万円で、株式譲渡日は11月1日を予定。

今後、ブイキューブは、社会や顧客のニーズに合ったビジュアルコミュニケーションサービスを開発・提供し続け、メディカルヘルスケア分野での事業拡大を加速させるとともに、エムスリー及びエムキューブとも協力しながら、同分野の市場拡大につなげていきたい考えだ。

なお、ブイキューブは、今回の株式譲渡により、2016年12月期個別決算で関係会社株式売却益として特別利益2,100万円を計上する見込み。