ビズリーチ、YJキャピタル・セールスフォースなどから総額約37億3,000万円を調達

株式会社ビズリーチは、ヤフー株式会社の投資子会社であるYJキャピタル、米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Venturesなど10社を引受先とした第三者割当増資等により、総額約37億3,000万円の資金調達を実施した、と発表した。

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株式会社ビズリーチは、3月29日、ヤフー株式会社の投資子会社であるYJキャピタル、米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Venturesなど10社を引受先とした第三者割当増資等により、総額約37億3,000万円の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、YJキャピタル株式会社、三井住友トラスト・インベストメントが運営するジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合、Salesforce Ventures、株式会社電通デジタル・ホールディングス、グリー株式会社、株式会社リンクアンドモチベーション、EFU Investment Limited、East Ventures、IMJ Investment Partners Pte Ltd.の日本国内向けファンドIMJ Investment Partners Japan Fund1号投資事業有限責任組合が参加した。

同社は、2009年、「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションに設立された会社。人材領域を中心としたインターネットサービスを運営する。現在、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点をもち、従業員数は571名。

今回の資金調達について、同社は、求人検索エンジン「スタンバイ」で人工知能や機械学習用いた事業開発を進め、ユーザーの利便性の向上に努めることで、同事業を拡大するとともに、クラウド型採用管理システム「HRMOS」などの新規サービスを立ち上げていく予定だ。

「スタンバイ」は、2015年にリリースされた全業種・全職種・全雇用形態を対象とする求人検索エンジン。400万件以上の求人情報を一箇所に集約し、「地図」や「キーワード」による検索機能を通じて、ユーザーの希望にあった、仕事を効率的に探し出せるスマートフォンアプリ等を提供する。

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同サービスの地図検索機能は、スマートフォンのGPS機能を使って、現在地や指定した地域周辺の求人情報が地図上に掲載される。これにより、子育てや介護などの制限により勤務地を特定して仕事を探したい人にとって、視覚的な仕事探しをできるようになる。

「HRMOS」は、5月より開始予定のクラウド型採用管理システム。もともと「スタンバイ」では、企業向けに、これまで求人情報を作成・公開・管理でき、採用成約時にも追加手数料が掛からない、無料の採用プロモーションツール「スタンバイ・カンパニー」を提供していた。その中で、多数の企業から、採用業務で発生するデータを可視化しながら横断的に管理し、さらなる業務の効率化を可能とするツールの要望があり、今回新サービスという形でリリースすることとなった。

今回の資金調達によって、同社は、既存のダイレクト・リクルーティング事業だけではなく、新たな事業でも活躍していきたい考えだ。