ハーバード卒シンガポールのP2Pレンディング「Funding Societies」、セコイアなどからシリーズAで約7億6,000万円を資金調達

シンガポールのP2PレンディングプラットフォームFunding Societiesは、セコイア(インド)などからシリーズAで750万ドル(約7億6,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

シンガポールのP2PレンディングプラットフォームFunding Societiesは、8月4日、シリーズAで750万ドル(約7億6,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、セコイア(インド)がリードで、既存投資家でインドネシアのベンチャーキャピタルAlpha JWC Venturesが参加した。

Alpha JWC Venturesは、インドネシアのユニコーン企業とも呼び名が高い「Tokopedia」「Traveloka」、インドネシア国内のオンラインマーケットプレイス「Jualo」、マイクロファイナンス「UangTeman」に出資している。

Funding Societiesは、2015年6月の創業以来、シンガポール国内の100社の中小企業(SMEs)に633万ドル(約6億円)のローンを提供している。インドネシアの姉妹サイト「Modalku」では、30社の中小企業から75万ドル(約7,500万円)のローンを提供している。

また、創業者のKelvin Teo氏とReynold Wijaya氏はそれぞれ30歳、28歳の時に創業している。

Kelvin氏は、ハーバード大学卒業、NUSを首席で卒業し、アクセンチュア、マッキンゼー、KKRでコンサルタントとして活躍。また、公認会計士の資格も持っている。

Kelvin氏がFunding Societiesの原点となるP2Pレンディングの事業アイデアを思い浮かんだのは、2014年のことだ。当時は、P2Pのレンディングサービスはクレイジーなサービスと言われ、笑い飛ばされていた。しかし、その後、Kelvin氏は、米国のP2Pレンディング企業へ現地訪問する。それを機に、P2Pレンディングの事業はおもしろいと感じ、さらに、シンガポールだけではなく、東南アジアも含めて社会にインパクトを与える事業になると思う。そこで、Kelvin氏は、社会にインパクトを与える新しい資金調達の手段という意味合いを込めて、「Funding Societie」と名付けた。

一方、Reynold氏は、ハーバード大学卒業後、ミシガン大学の工学博士課程で首席で卒業。インドネシアでは有名なファミリー経営のコングロマリット企業の幹部で、インドネシアの非営利団体Let’s Go to Schoolの共同創業者でもある。

創業当時は、家族や親戚から資金を集めたが、2015年8月にサービスをリリース以降、2ヶ月でシンガポールのSPH Media FundとインドネシアのAlpha JWC Ventures、複数のエンジェル投資家から資金調達を実施した。

今回の資金調達によって、Funding Societiesは、事業開発を進め、さらなる事業拡大を目指したい考えだ。