ドバイのタクシー配車Careem、パキスタンの相乗りサービスSavareeを買収…競合Uberに南アジアで先手を打つ

ドバイを拠点に中東でタクシー配車サービスを提供するCareemは、パキスタンの相乗りサービスSavareeを買収することで合意した、と発表した。今回の買収は、競合である米国のタクシー配車サービスUberが南アジア市場で事業拡大することを受けて迅速な経営判断をしたものだ。

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ドバイを拠点に中東でタクシー配車サービスを提供するCareemは、3月30日、パキスタンの相乗りサービスSavareeを買収することで合意した、と公式Facebookで発表した。買収契約の詳細については明らかにされていない。

今回の買収について、Careemは、競合である米国のタクシー配車サービスUberが南アジア市場で事業拡大することを受けて、迅速な経営判断をしたもの、としている。

Careemは、2012年、Mudassir Sheikha氏、Magnus Olsson氏、Abdullah Elyas氏によって設立された会社。あらゆるライフラインの中でも特に重要な交通に焦点をあてる。

Careem

同社では、シンプルで技術ドリブンなリアルタイム性の高いプラットフォームを使って、より安全でより簡単な交通手段を提供する。これにより、ユーザーは、都市間を移動しやすくなり、人々と繋がりやすくなる。

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一方、Savareeは、2014年、Madeeha Hassan氏によって設立された会社。Hassan氏は、パキスタンで開催されたハッカソン「Pakistan Civic Hackathon」に出場しており、そのチームメンバーとともに創業した。

ユーザーは、同社の相乗りサービス「Savaree」を利用すると、スマートフォンアプリから、ワンタップで相手をみつけ、直接電話やSMSで連絡をとり、相乗りできる。

Savaree

今回の買収によって、CareemはSavareeを完全子会社化し、Careemのグローバルプロダクト開発チームに、Savareeの創業者兼CEOであるMadeeha Hassan氏とSavareeチームを迎え入れる。

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