ドイツのフィットネススタートアップeGym、約51億円を資金調達

ドイツ・ミュンヘンのフィットネススタートアップeGymは、HPE Growth CapitalなどからシリーズCで4,500万ドル(約51億1,020万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計6,000万ドル(約68億1,240万円)となった。

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ドイツ・ミュンヘンのフィットネススタートアップeGymは、3月21日、シリーズCで4,500万ドル(約51億1,020万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計6,000万ドル(約68億1,240万円)となった。

今回のラウンドは、HPE Growth Capitalがリードで、既存投資家のHighland Europeが参加した。

eGymは、2010年、Philipp Roesch-Schlanderer氏によって設立された会社。ジムやフィットネス関連施設向けに、フィットネス機器を開発し、革新的なコンセプトのトレーニングを提供する。

同社では、トレーニングフロアに、スマート筋力トレーニング装置を完備してCRMソフトウェアを利用することで、デジタルバリューチェーンのインフラを構築する。現在、ドイツ・ミュンヘン、シュトゥットガルト、ブレーメンを中心にヨーロッパで展開中だ。

同社のスマート筋力トレーニング装置は、電動モーターを用いた抵抗で、アスリートの筋力程度に合わせ、動的に自動調整される。筋肉の収縮、パフォーマンス、プロのスポーツ選手向けのトレーニング、リハビリ、減量などそれぞれのトレーニング目標に合わせて、効率的で多様なワークアウトを提案する。

ユーザーは、スマート筋力トレーニング装置を使うと、運動量が自動的にプラットフォーム上で同期され、ウェブサイトもしくはスマートフォンアプリから無料で記録を確認できる。

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同プラットフォームは、「Runkeeper」、「Withings」、「Garmin」、「Jawbone UP」など外部パートナーの情報も収集しており、一つのプラットフォームで複数のフィットネスアプリのデータを管理できる。また、ランキング機能やチーム機能もあり、他者とフィットネス状況を共有することもできる。これにより、ユーザーは詳細なトレーニング情報を簡単に確認でき、トレーニングのモチベーションをさらに向上できるようになる。

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さらに、追加課金して「eGym PREMIUM」に加入すると、より高度な機能、多様なトレーニングメニュー、詳細な分析を利用でき、個人に最適なトレーニングを実現する。

今回の資金調達によって、同社は、技術開発とデジタル化戦略を進め、さらなる事業拡大を目指す。そして、2年以内に、欧州6カ国以上に進出し、グローバルに展開していきたい考えだ。