スタートアップの聖地アメリカで起業しよう!オバマ政権、スタートアップ促進計画で「スタートアップビザ」を公表

ホワイトハウスと国土安全保障省(DHS)は、オバマ政権が外国人の起業家を迎え入れ、海外の優秀な人材の活用を促進するために、新たなステップを公表した。今回の公表は、米国スタートアップ促進計画「International Entrepreneur Rule」、つまり、外国人起業家の「スタートアップビザ」に関するもの。

スタートアップの聖地シリコンバレーをもつ、アメリカ。最近では、アメリカ・シリコンバレーのVC/投資家マネーが、中国やインドなどアジア各国のスタートアップへ流れている。

その中、ホワイトハウスと国土安全保障省(DHS)は、8月26日、オバマ政権が外国人の起業家を迎え入れ、海外の優秀な人材の活用を促進するために、新たなステップを公表した。

これは、世界中の優秀で未来の明るい起業家たちが次世代の偉大な企業をつくり、ここアメリカで新たな雇用を創出するために、重要な第一歩となる。

今回の公表は、米国スタートアップ促進計画「International Entrepreneur Rule」、つまり、外国人起業家の「スタートアップビザ」に関するもの。これにより、外国人起業家は、アメリカの投資家から資金調達を得たなどの理由があれば、米国でスタートアップを成長させていくために、起業家ビザを取得できるようになる。

今回の発表について、ホワイトハウスは、以下のような声明を発表している。

外国人起業家は、これまでアメリカ経済、全世界の地域経済において、非常に優れた貢献をしています。

移民の多くが、アメリカの中小企業・ハイテクスタートアップの4分の1、そしてシリコンバレーのハイテックスタートアップの大部分で働いています。

またある研究によれば、フォーチュン500に選出された企業のうち40%以上が移民やその子供たちが設立したものです。

Karen Lozano博士は、移民の1人です。彼女は、機械工学と材料工学の研究をして卒業後就職するためにアメリカに来ました。そして、彼女は、ライス大学の理工学部を初めて卒業したメキシコ人として偉業を成し遂げました。卒業後は、テキサス大学パンアメリカン校の研究機関に従事するとともに、市場に出回る他の技術よりも高速なナノファイバーの電界紡糸法を共同研究し、その技術を商用化するために「FibeRio」というスタートアップを立ち上げています。現在「FibeRio」は、5大陸で事業展開されており、40の雇用を創出しています。

私たちは、Lozano博士のような人たちを支援することが、ここアメリカで、新たな雇用の創出と経済成長のためには必要不可欠だと考えています。そういうわけで、外国人起業家のために「スタートアップビザ」を創設することは、2013年の移民制度改革の1つです。2014年に発表した行政改革のもと、今後10年間で650億ドル(約6兆6,000億円)まで財政赤字を縮小しながら、2,500億ドル(約25兆5,000億円)まで国内の経済力を活性化していきたいと考えています。

なお、日本では、福岡市が国家戦略特区の特例的に「スタートアップビザ」をはじめており、外国人起業家の受け入れを進めている。