コーポレートアクセラレーターSlingshot、AngelCubeを買収…オーストラリアのスタートアップに総額約11億円出資

オーストラリアのコーポレートアクセラレーターSlingshotは、オーストラリア・メルボルンのアクセラレーターAngelCubeを買収することで合意し、オーストラリア・ビクトリア州のスタートアップに総額1,000万ドル(約11億3,430万円)を出資することを発表した。

Slingshot
オーストラリアのコーポレートアクセラレーターSlingshotは、3月22日、オーストラリア・メルボルンのアクセラレーターAngelCubeを買収することで合意し、オーストラリア・ビクトリア州のスタートアップに総額1,000万ドル(約11億3,430万円)を出資することを公式Twitterで発表した。買収契約の詳細については明らかにされていない。

Slingshotは、2012年、Trent Bagnall氏とCraig Lambert氏によって設立されたコーポレートアクセラレーター。企業とスタートアップをつなげることで、アントレプレナーシップをいかし、新たなイノベーションの創造を目的とする。

同社では、オーストラリア最大の保険会社HCFと共同でヘルステックスタートアップ支援プログラム「HCF Catalyst」を運営している。「HCF Catalyst」の採択企業は、経営・事業面でメンターからアドバイスをもらえる他、Slingshotのベンチャーファンドから15万ドル(約1,704万円)の出資を受けることができる。

一方、AngelCubeは、2011年、Nathan Sampimon氏によって設立されたメンター中心のスタートアップアクセラレーター。
偉大なアイデアと卓越したチームをもつウェブスタートアップ・モバイルスタートアップに投資する。

同社のアクセラレーションプログラムは90日間のプログラム。Stripe、RetailMeNot、TechSeeder、Square Peg Capitalなどの起業家やエンジニア、投資家などがメンターとなり、スタートアップを支援する。プログラム採択企業は、AngelCubeからシードで2万ドル(約227万円)の出資を受けられ、さらにパートナー企業から15万ドル(約1,704万円)以上の出資を受けられる。

同プログラムの卒業生には、ビットコインのデジタルウォレットサービスCoinjar、スマート電球のLIFX、電子書籍のソーシャル自炊プラットフォームTabloなどがある。

今回の買収によって、Slingshotは、AngelCubeのアクセラレーションプログラムの知見とノウハウを蓄積し、さらに、AngelCubeの投資家・メンターネットワークを統合していきたい考えだ。