グローバルチームでインバウンド需要に”多言語化”で挑む、多言語化開発ツール「WOVN.io」がSBIインベストメントや凸版印刷などから総額3億円を資金調達

WEBサービス多言語化開発ツール「WOVN.io」を運営するミニマル・テクノロジーズは、SBIインベストメント株式会社や凸版印刷株式会社などから総額3億円の資金調達を実施したことを発表。今回、Pedia Newsでは、ミニマル・テクノロジース 代表取締役 林鷹治氏にインタビューを実施し、今回の資金調達の経緯と今後の展望を伺った。

多国籍なグローバルチームが、インバウンド需要に”多言語化”で応え、日本から世界へサービスを届ける。

東京オリンピック・パラリンピックを迎える、2020年に向け、訪日客の需要拡大が見込まれる中、様々な業界において、訪日客を受け入れる施策のひとつとして「多言語化」対応が急務となっている。それを解決するのが、最短5分でWEBサービスを27ヶ国語に多言語化できる、多言語化開発ツール「WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)」だ。

WEBサービス多言語化開発ツール「WOVN.io」を運営するミニマル・テクノロジーズは、本日(12月9日)、SBIインベストメント株式会社や凸版印刷株式会社などから総額3億円の資金調達を実施したことを発表。

今回、Pedia Newsでは、ミニマル・テクノロジース 代表取締役 林鷹治氏にインタビューを実施し、今回の資金調達の経緯と今後の展望を伺った。

ミニマル・テクノロジースは、総勢15名。彼らは、全世界7ヶ国から集った、ダイバーシティに富んだ多国籍なグローバルチームで、そのうち7割が開発者だ。

ミニマル・テクノロジースでは、2014年より 、最短5分でWEBサービスを多言語化する、多言語化開発ツール 「WOVN.io」を提供する。もともと「WOVN.io」は、代表の林氏が、前職でエンジニアとして働いていた際に、A/Bテストツール「Optimizely」を愛用し「ユーザーによって出し分けるのがたのしい」と感じ、個人の趣味プロジェクトとして「日本人・外国人のユーザーに応じてコンテンツを出し分けるサービス」を作ったことがはじまりだ。当時は、ブロガー向けサービスとして始まったが、リリース後、問い合わせの半数以上が企業によるものであったことを受け、エンタープライズ向けにサービスをピボットし、現在の「WOVN.io」に至る。まさに「技術ドリブンなモノ作り」でスタートした。

**多言語化サービスと翻訳サービスは全く異なります、翻訳はある言語を他の言語に変化するものですが、多言語化はソフトウェアを複数の言語で対応できるようにするシステム対応です。通常、多言語化対応しようとすると、言語毎にシステム構築が必要で、期間も費用もコストが非常に大きくかかりますが、「WOVN.io」なら、ひとつのソフトウェアで複数の言語の多言語化に対応するので、非常にシンプルに解決することができます。僕らの強みは、ログイン・ログアウト・決済など、静的なページだけでなく、動的なページも、多言語化できるところに競争力があります。**(ミニマル・テクノロジース 代表取締役 林鷹治氏)

林氏がそう語るように、「WOVN.io」は、インバウンド・アウトバウンドの需要に対応する、メディア、EC、予約、チケット購入、人材採用などのWEBサービスを運営する企業が多い。実際、リクルートホールディングス、東京急行電鉄、HIS、SHIBUYA109、バンダイ、WEGO、インテリジェンスなど、8,000社以上が利用する。

林氏が率いるミニマル・テクノロジースは、今回、シリーズBで総額3億円の資金調達を発表した。今回のラウンドには、SBIインベストメント株式会社をリードインベスターに迎え、凸版印刷株式会社、 SMBCベンチャーキャピタル株式会社、株式会社アドウェイズが参加した。

また、凸版印刷とは業務提携も締結したことを明らかにした。今回の業務提携によって、「WOVN.io」がWEBサイトなどオンライン多言語化提供を容易にし、凸版印刷が翻訳支援システムノウハウを活かすことで、凸版印刷が得意とするオフライン(印刷物)から、ミニマル・テクノロジースが提供するオンライン(WEBサイト)に至るまで、トータルな多言語対応を可能にする「オフライン・オンライン多言語化ソリューション」を協同開発する。これにより、オフライン・オンライン多言語化ソリューションを利用することで、例えば、実店舗とECサイトの双方において、統一的に翻訳されたキャッチコピーや商品名を利用できるなど、 WEBからリアルまでシームレスに多言語対応できるようになる。

**SBIインベストメントさんは、SBIグループとしても地方創生、インバウンドに力を入れています。僕らのサービスもインバウンド需要が核となるのでお互いに相性が非常に良いと思いました。凸版印刷さんは、看板やポップなどオフラインのものに対して翻訳管理ソフトウェアを所有しています。僕らは、オンラインが強いところですが、今回凸版印刷さんとは業務提携も締結させていただいて、今後、共同で、オンラインとオフライン使える多言語化ソリューションん開発を進めていきます。また、SMBCベンチャーキャピタルさんは決断が非常に速くて、今回ご出資をお願いしました。アドウェイズさんは、「楽一番」を運営していて、中華圏へのマーケティング・配送を強化しており、事業シナジーもあると思いました。**(ミニマル・テクノロジース 代表取締役 林鷹治氏)

今回の資金調達によって、ミニマル・テクノロジースは、機能改善・新機能開発を進めるとともに、マーケティングを強化していきたい考えだ。

多言語化開発ツール「WOVN.io」

ミニマル・テクノロジーズ