グリー、北米VR投資ファンド「GVR Fund」を組成…ファンド規模は約13億円

グリー株式会社<東証1部: 3632>は、バーチャルリアリティ(VR)の主にソフトウェアやコンテンツ開発に取り組む北米のスタートアップ企業を支援する新ファンド「GVR Fund」を、米国・サンフランシスコに設立したGREE VR Capital, LLC.を通じて設立した、と発表した。ファンド規模は約13億円。

gvr
グリー株式会社<東証1部: 3632>は、4月12日、バーチャルリアリティ(VR)の主にソフトウェアやコンテンツ開発に取り組む北米のスタートアップ企業を支援する新ファンド「GVR Fund」を、2月に米国・サンフランシスコに設立したGREE VR Capital, LLC.を通じて、4月8日に設立した、と発表した。

同社によれば、GVR Fundは、グリー、Colopl VR Fund(株式会社コロプラとその子会社である株式会社コロプラネクストが設立したVR専門ファンド)、株式会社ミクシィから、総額1,200万ドル(約13億円)のコミットメントで4月12日に完了した、という。

グリーは、2015年9月の東京ゲームショウに初のVRタイトル「サラと毒蛇の王冠」を出展し、2015年11月にはGREE VR Studioを立ち上げるなど、自社開発によるノウハウの蓄積を積極的に行っている。一方で、5月10日に、国内外のVR関連企業のキーパーソンが登壇する「Japan VR Summit」の開催を予定しており、VR市場の拡大に積極的に取り組んでいる。

gvr

北米では、VR関連のスタートアップ企業が積極的に資金調達を行なっており、市場の立ち上がりに向けて事業展開を加速している。2011年に北米に進出したグリーは、さまざまなスタートアップ企業や投資家とのネットワークを築いており、VR領域でのエコシステムの立ち上がりが早い北米市場において、ゲーム領域のみならず、ソフトウェアやコンテンツを提供する優良なVRスタートアップ企業を積極的に開拓し投資していく考えだ。さらに、事業会社であるファンド出資者と組み、投資先の事業拡大をサポートすると共に、GREE VR Studioなどで培ってきたVR業界での知見とネットワークを活用し、投資先企業を支援していく、としている。

また、グリーは、2016年1月からVRスタートアップに投資をはじめている。現在、米国・サンフランシスコのVRChatと米国・ロサンゼルスSPACESの2社に対して投資を実行済み。これらの投資企業は、今後順次GVR Fundに移管する予定だ。

なお、GVR FundのCEO兼マネージングディレクターには筒井鉄平氏、マネージングディレクターには青柳直樹氏が就任する。