オイシックス「フードテックファンド」第1号はアグリテックベンチャー「ルートレック・ネットワークス」に3,000万円を出資

オイシックス株式会社は、日本初のフードテック関連への投資・提携を行う専門に行う投資部門「フードテックファンド」の第1号案件として、アグリテックベンチャーであるルートレック・ネットワークス社と資本業務提携を行うことを合意した。これにより、オイシックスは、ルートレック・ネットワークス社の株式3,000万円を引き受ける。

オイシックス株式会社は、10月に立ち上げた日本初のフードテック関連への投資・提携を行う専門に行う投資部門「フードテックファンド」の第1号案件として、アグリテックベンチャーであるルートレック・ネットワークス社と資本業務提携を行うことを11月10日に合意した。これにより、オイシックスは、ルートレック・ネットワークス社の株式3,000万円を引き受ける。

今回の資本業務提携の内容は以下の通り。

1. オイシックスの提携する生産者へのゼロアグリの紹介
* オイシックスの契約する約1000軒の生産者へ紹介することでゼロアグリの普及の拡大に寄与するとともに、生産コストの抑制や、収量の増加、品質の安定化の推進を図る
2. 栽培管理に関する加工分析データの一部提供
* ルートレック・ネットワークス社が保有する栽培に関するビッグデータを統計的に加工分析したデータの提供を受けることで、収穫時期の予測などを行う
3. 新規サービス・機能のベータ版の提供
* ルートレック・ネットワークス社が新たに開発するサービスや機能のベータ版を先行的にオイシックスの契約する生産者に利用することで、データの蓄積を行い、品質改善を図る

ルートレック・ネットワークス社は、最新のAIやIoT技術により生産者の作業を代替し、地域特有の農業データの収集・分析・提供を行うことで、生産者の収益向上に貢献する食と農のプラットフォームを提供する。具体的には、土壌にセンサーを埋め込み、土壌の状態を測定し、自動で水や施肥を供給する仕組みを提供している。

また、ルートレック・ネットワークス社では、栽培に関するビッグデータを蓄積・活用することで、生産コストの削減だけでなく、収量の拡大にも寄与する仕組みも提供する。

今回の資本業務提携によって、オイシックスは、将来的な事業成長において、高付加価値な青果のサプライの確保や生産コストを低減することによる仕入れ価格の抑制などの課題に対して、ルートレック・ネットワークス社の技術を活用することで解決できる可能性を検討していきたい考えだ。

なお、ルートレック・ネットワークス社は、2015年7月に、株式会社東京大学エッジキャピタルより総額1億9,500万円の資金調達を実施している。