インドネシア版Uber「Go-Jek」、バリュエーション約1,300億円でインドネシア発ユニコーン企業となるか

未公開株(PE)投資会社のKKRとWarburg Pincusが、インドネシアのバイクタクシー配車アプリ大手Go-Jekへ約4億ドル(約420億円)の出資を検討していると報じられた。なお、バリュエーション(企業評価額)は12億ドル(約1,300億円)とも報じられており、インドネシアから新たなユニコーン企業が誕生する可能性も言及されている。

7月15日付のWall Street Journalは、未公開株(PE)投資会社のKKRとWarburg Pincusが、インドネシアのバイクタクシー配車アプリ大手Go-Jekへ約4億ドル(約420億円)の出資を検討していると報じた。なお、バリュエーション(企業評価額)は12億ドル(約1,300億円)とも報じられており、インドネシアから新たなユニコーン企業が誕生する可能性も言及されている。

Go-Jekは、2010年よりバイクタクシー「Go-Ride」のサービスをインドネシア・ジャカルタで開始し、2015年よりバイクタクシー配車アプリを提供している。バイク版Uberのようなものである。

Go-Jekでは、Googleマップを慰労しており、利用者はGo-Jekアプリの中から位置情報をもとに自分の近くにいるバイクを選んで利用する。

なお、GoJekは、人の移動だけではなく、フードデリバリー「Go-Food」、買い物代行「Go-Mart」、宅配サービス「Go-Box」、出張掃除サービス「Go-Clean」や出張美容関連サービス「Go-Glam」なども提供しており、事業範囲を拡充している。

また、Go-Jekは、2015年10月から2016年3月までの間にユーザーを獲得するために7,300万ドル(約77億円)の資金を投資している。2016年3月時点で、口座残金が約1億ドル(約100億円)で、現状のままでは今年末までにキャッシュアウトの可能性があるとも言われている。

なお、Go-Jekは、4月から、シンガポールのタクシー配車サービスGrabや米国のタクシー配車サービスUberなどの競合に打ち勝つために、タクシー配車サービス「Go-Car」をリリースしており、今後は「Go-Car」にも注力していくとしている。