いま、フィンテックの中でもリテールバンキングアプリがアツい!

アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieは、10月4日、欧州のリテールバンキングアプリに関する調査レポートを発表した。今回の調査は、App Annieの提供する『App Annie Intelligence』を用いて、英国、ドイツ、フランスにおけるリテールバンキングアプリのユーザー行動を分析したものによるもの。

アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieは、10月4日、欧州のリテールバンキングアプリに関する調査レポートを発表した。今回の調査は、App Annieの提供する『App Annie Intelligence』を用いて、英国、ドイツ、フランスにおけるリテールバンキングアプリのユーザー行動を分析したものによるもの。

### リテールバンキングアプリの利用は2年前と比べて2〜3倍増加

リテールバンキングの取引はますます、モバイルプラットフォーム上で拡大している。特に、英国とフランスでは、2016年上半期、リテールバンキングアプリトップ10のセッション数が、2014年の同時期と比較して2倍以上、ドイツでは3倍以上に増加した。

### 利用シーンの増加、ドイツで爆発的な需要増加の可能性

エンゲージメントについて調べてみると、英国では、2015年以降、リテールバンキングアプリの利用シーンが固定化されてきており、リテールバンキングアプリのユーザーあたりの週間セッション数も安定している。一方、ドイツとフランスでは利用頻度が増加傾向にあり、まだ定着はしていないものの、利用シーンが増加していることがわかった。

特にドイツは、従来からデジタルバンキング技術の導入に消極的な傾向があり、利用頻度はほかの地域より大幅に低いものの、継続的な増加は、モバイルが大きく急速に前進していることを示唆している。

### 若年層による高いエンゲージメント

また、リテールバンキングアプリの利用頻度を年齢別に調べてみると、リテールバンキングアプリの利用頻度は、25〜44歳の年齢層が高い結果となった。

### フィンテックの中でも特化型リテールバンキングへ

最後に、イギリスのフィンテック系リテールバンキングアプリの月間アクティブユーザー(MAU)をみてみると、トップ5の合計セッション数が2014年と比較して2.9倍に増加した。

加えて、同時期、ユーザーあたりのセッション数は90%近く増加し、リテールバンキングアプリ全般を大いに上回った。