【17年2Q決算】売上・利益ともに上振れ、ドリコム株が一時6.0%増の急伸…「ダービースタリオン マスターズ」来週10月31日週にリリース予定

今回、Pedia Newsでは、10月26日に公開された決算短信、決算説明会資料をベースに、ドリコムの2017年3月期の第2四半期(2016年4月1日から2016年9月30日まで)の連結決算を紹介する。

2017年3月期の企業の第2四半期(2016年7月〜9月期)の決算発表が本格化している。

* 参考記事:**決算シーズン到来!注目IT関連株の決算スケジュールまとめ(2016年10月末)**

その中でも、注目企業の一つであるのがドリコムだ。

今回、Pedia Newsでは、10月26日に公開された決算短信決算説明会資料をベースに、ドリコムの2017年3月期の第2四半期(2016年4月1日から2016年9月30日まで)の連結決算を紹介する。

### 売上・利益とともに上振れ、ドリコム株が急伸

ドリコムは、10月26日取引終了後に、2017年3月期の第2四半期の連結決算を発表し、売上高34億300万円(前年同期比2.2%増)、営業利益3億6,300万円の黒字(前年同期、2億9,000万円の赤字)、ReDucate社の事業進捗に伴って投資損失3,400万円を計上して経常利益3億2,000万円(同、2億9,900万円の赤字)、最終利益1億7,100万円(同、2億1,700万円の赤字)で、従来予想よりも売上・利益ともに上振れての着地となった。

#### 既存IPゲーム、海外版IPゲームが業績に貢献

これは、既存IPネイティブゲーム「ONE PIECE トレジャークルーズ」「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ」が安定的に推移したほか、5月より新地域での配信が始まった海外版「ONE PIECE トレジャークルーズ」が寄与した。

#### 「ダービースタリオン マスターズ」来週ついに念願のリリースへ

一方、第2四半期中のリリース予定だった「ダービースタリオン マスターズ」広告効果の最大化と、クローズドベータテストの結果を踏まえて完成度の向上を目指し、追加工数が発生したことで、リリースを1か月後ろ倒しの10月31日の週にリリースを変更。なお、「ダービースタリオン マスターズ」は9月中旬に事前予約を開始しており、開始後1か月で事前予約者数25万を記録している。

#### 2018年3月までに、新規IPゲーム7〜8本リリース

そのほか、2018年3月までの、新規IPネイティヴゲーム7〜8本の開発が進み、広告宣伝費、外注費、原材料費などの研究開発費用が増加した。

#### 動画広告サービス「DreeVee」の収益性向上が継続

また、広告メディア事業では、主力の動画広告サービス「DreeVee」では、新たな業種の顧客開拓、新たなマネタイズモデルの導入を進め、サービス拡充に取り組んだことで、収益性が改善されて順調に推移した。

#### ドリコム株一時6.1%増、市場の期待が高まる

[ドリコム株の推移、Google Financeより]

これらにより、10月27日のドリコム株は、一時6.1%上昇の1,534円をつけて買いが優勢した。

### 第3四半期連結予想は、売上高50億円の見込み

2017年3月期の第3四半期の連結業績予想は、売上高50億円、営業利益2億円、経常利益1億3,000万円、最終利益2億円の見込み。

今後は、2017年3月期~2018年3月期中のリリースを目指す新規IPゲームのヒットに向け、開発ラインの拡大と品質管理体制の確立に注力する。具体的には、①全社でのリソース一括管理や新設したプロジェクト・品質監督部署による開発初期段階からの開発現場に密着した管理でヒット確度の向上、②採用を強化して社内の開発リソース増強に注力するとともに社外の開発力をレバレッジし開発ラインの一層の拡大、外部パートナーとの継続的リレーション構築、③2019年3月期以降に向けた新規IPプロジェクト及び新規事業の種を仕込む、ことで、社内外のリソースを活かした開発ラインの拡大と確実なヒットを目指した体制づくりを進める。