【17年2Q決算】ソフトバンク・テクノロジー、売上高16.4%増 営業利益5.2%増…IoT時代に、最も必要とされるクラウド企業へ

ソフトバンク・テクノロジーは、2017年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高228億6,300万円(前年同期比16.4%増)、営業利益6億8,400万円(同5.2%増)、経常利益6億8,900万円(同6.7%)、最終利益4億1,000万円(同19.0%増)だった。

ソフトバンク・テクノロジーは、10月27日、2017年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高228億6,300万円(前年同期比16.4%増)、営業利益6億8,400万円(同5.2%増)、経常利益6億8,900万円(同6.7%)、最終利益4億1,000万円(同19.0%増)だった。

公共分野の大型クラウド開発案件がき順調に進行していることに加え、ソフトバンクグループ向けシステム開発・運用保守サービスの売上拡大と、プラットフォームソリューション事業における機器販売の受注増加、さらにシマンテックストア事業の伸長により増収となった。

また、売上高から変動費を差し引いた限界利益は57億8,300万円(同6.2%増)となり、プラットフォームソリューション事業における機器販売やソフトバンクグループ向けのシステム開発・運用保守サービス案件が増加したことで、売上高は増加したものの限界利益率は低下した。

ソフトバンク・テクノロジーのサービスは、①デジタルマーケティング、②プラットフォームソリューション、③クラウドシステムの3つに分かれている。

①の「デジタルマーケティング」は、売上高108億2,900万円(同3.6%増)、限界利益15億6,600万円(同6.5%減)。シマンテックストアの売上高が伸長したものの、ウェブサイトのコンテンツ管理システムの構築案件やアクセスログ解析ツールに関するサービスの売上が減少、さらに前年第1四半期に大型案件の受注があった子会社フォントワークスの減収によって減益となった。

②の「プラットフォームソリューション」は、売上高66億5,200万円(同24.8%増)、限界利益22億1,400万円(同14.9%増)。主に、ITインフラソリューションにおける大型機器販売の受注や、FireEyeなどのセキュリティ関連サービスの売上が運用保守サービスを中心に増加したことで増収となた。また、ITインフラソリューションとセキュリティ関連サービスの売上伸長、自社開発のコンテンツやサービス提供を行う子会社サイバートラストとミラクル・リナックスが増益に寄与した。

③の「クラウドシステム」は、売上高53億8,100万円(同39.7%増)、限界利益20億200万円(同8.8%増)。主に、公共分野を中心とした大型のクラウド開発案件が順調に推移したこと、ソフトバンクグループ向けのシステム開発・運用保守サービスの案件が増加したことによって増収し、クラウドソリューションの売上高が伸長したことで増益となった。

一方、ソフトバンク・テクノロジーでは、IoT分野の取り組みを進めている。9月にはARMとのパートナー契約の締結しARMのプラットフォームを活用したソリューションの開発・販売を行うこと、10月にはルネサスが提供するRZ/G専用Linux BSP開発環境をMicrosoft Azureでの実現に向けて技術支援することを発表するなど、IoT分野におけるPOC(Proof Of Concept、概念実証)の取り組みを進めている。

これより、ソフトバンク・テクノロジーでは、「IoT時代に、最も必要とされるクラウド企業へ」を実現していきたい考えだ。

最後に、2017年通期の業績予想は、クラウド案件の獲得継続と顧客関係の変革、公共案件の強化、採用・技術教育の継続によって、売上高470億円(前年比4.1%増)、営業利益24億円(同4.0%増)、経常利益23億円(同3.1%増)、最終利益15億円(同6.7%増)を見込む。