<速報>【17年2Q決算】クレディセゾン、営業収益1.7%増…主力のクレジットサービス事業で増収

クレディセゾンは、2017年3月期第2四半期の決算を発表し、営業収益1,372億4,100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益254億100万円(同4.9%減)、経常利益310億600万円(同9.4%減)、最終利益282億4,500万円(同22.7%増)となった。主力の「クレジットサービス事業」の増収だったことが大きい。

クレディセゾンは、11月9日、2017年3月期第2四半期の決算を発表し、営業収益1,372億4,100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益254億100万円(同4.9%減)、経常利益310億600万円(同9.4%減)、最終利益282億4,500万円(同22.7%増)となった。主力の「クレジットサービス事業」の増収だったことが大きい。

### 主力の「クレジットサービス事業」増収

「クレジットサービス事業」では、今後の持続的成長を支える顧客基盤のさらなる拡大に向け、プレミアムカードである「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」の中でも特に高稼動・高単価が見込まれるプラチナカード・ゴールドカード・個人事業主向けビジネスカードの会員募集や提携小売業店舗と一体となった提携カードの会員募集を推進したほか、企業の経費精算業務の省力化などビジネスをサポートする法人向けカードの会員募集に取り組むとともに、カード募集拠点におけるタブレット端末を活用した申し込みの強化等を進めた。これにより、新規カード会員数128万人(同0.3%減)、2016年9月末のカード会員数2,601万人(前期末比1.6%増)となった。

またカード取扱高拡大の取り組みでは、顧客の利用状況に応じた各種販促施策の強化に加え、提携小売業を中心としたカード利用活性プロモーションやリボルビング払い・ボーナス一括払いの訴求強化、公共料金や携帯電話料金など継続利用のあるカード決済化の推進、さらに、ふるさと納税や固定資産税、自動車税など税金のカード払いを促進した。これにより、ショッピング取扱高2兆1,799億円(前年同期比4.2%増)、ショッピングのリボルビング残高3,602億円(前期末比6.4%増)と順調に推移した一方、カードキャッシング取扱高1,334億円(前年同期比6.0%減)となった。

決済領域の拡大に向けた取り組みでは、ドラッグストア業界大手ココカラファインと提携し「ココカラクラブカード」を発行しているほか、KDDI、ウェブマネー等から業務を受託している国際ブランドプリペイドカードの推進を強化した。さらに、信州を中心に事業展開する生活関連企業のアルピコホールディングスと提携し「ポイント&プリペイド・ピコカ」の発行を開始するなど、商品ラインナップを拡大した。

一方、ネットを活用した収益力の強化として、基盤となるネット会員を1,317万人(前期末比5.3%増)に拡大するとともに、スマートフォン用アプリ「セゾンPortal」「UC Portal」がセゾンカウンターやホームページ上での訴求によりダウンロード数が伸長するなど、ネットサービス全般の利用促進を図った。

5月には、デジタルガレージとの協業により、同社が保有するデータを活用し、カード会員に対する最適な情報配信や、法人向けのマーケティングソリューションの提供を実現する「プライベートDMP(Data Management Platform)」(セゾンDMP)を共同構築し、ネット会員向けに広告配信を開始するなど、潜在顧客をセグメントできる効果の高い広告の販売が可能となった。

7月には、デジタルガレージ、カカクコムとともに、多様な業界の企業が参画し事業を共同で創出することを目的とした、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」を設立。

### 通期業績予想は据え置き

なお、2017年3月期の通期業績予想は、営業収益2,780億円(前年比3.0%増)、営業利益420億円(同14.8%増)、経常利益500億円(同14.1%増)、最終利益385億円(同47.2%増)の見込み。