【16年3Q】バリューコマース、経常利益40%減益…日銀マイナス金利の影響を受け、通期業績を下方修正

バリューコマース株式会社は、2016年12月期第3四半期の連結決算(2016年1月〜9月)を発表し、売上高131億7,900万円 (前年同期比7.7%増)、営業利益6億8,900万円(同39.8%減)、経常利益7億5,300万円(同40.7%減)、最終利益 2億4,500万円(同68.9%減)となった。また、2016年12月期通期(2016年1月〜2016年12月)の業績予想を下方修正した。

バリューコマース](https://www.valuecommerce.co.jp/){: target=”_blank”}株式会社は、[10月26日、2016年12月期第3四半期の連結決算(2016年1月〜9月)を発表し、売上高131億7,900万円
(前年同期比7.7%増)、営業利益6億8,900万円(同39.8%減)、経常利益7億5,300万円(同40.7%減)、最終利益
2億4,500万円(同68.9%減)となった。

### 売上高は7.7%増収の131億円

主力のアフィリエイトマーケティングサービスが堅調に推移し、さらに、新たなアドネットワークサービスやマーケティングオートメーションサービスが成長したことで、売上高は前年同期比7.7%増の131億円で微増した。

#### アフィリエイトマーケティング・ストアマッチ・アドネットワークが好調

広告事業では、アフィリエイトマーケティングサービス、ストアマッチサービス、アドネットワークサービスの売上高は、それぞれ前四半期連結累計期間を上回った。

#### 人材・美容分野が好調、金融分野は日銀マイナス金利の影響を受ける

主力であるアフィリエイトマーケティングサービスは、人材分野及び美容分野向けのサービスが好調の一方で、金融分野では日銀のマイナス金利の影響や一部広告主の運用方針変更の影響などを受けた。

ストアマッチサービスは、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けのサービスが堅調に推移した。

アドネットワークサービスは、前期に事業譲受した「AdLantis(アドランティス)」と自社開発の「ADPRESSO(アドプレッソ)」の両プラットフォームを2月に統合し、配信機能の強化を進め、広告配信先であるメディアネットワーク拡大施策を積極的に実施した。

これより、既存事業が堅調であったが、アドネットワークサービス事業においてメディアネットワーク拡大のための施策を積極的に取り組んだことがわかる。

### 営業利益は39%減益

一方、前期に行われた事業譲受に係るのれん償却額を計上、さらに、デジミホ社の株式取得に係るのれん償却額及び子会社経費を計上したことで、営業利益は前年同期比39.8%の減益となった。

#### デジミホ社の連結子会社化、のれん償却額1.2億円

特にCRM事業では、マーケティングオートメーションサービス「R∞(アールエイト)」を展開するデジミホ社を連結子会社化したことでのれん償却額を計上した。なお、のれん償却額は1億2,999万円。

### 2016年通期の業績予想を下方修正

また、2016年12月期通期(2016年1月〜2016年12月)の業績予想を下方修正し、売上高173億円、営業利益8億5,000万円、経常利益9億1,000万円、最終利益3億5,000万円の見込み。

#### 主力の広告事業で日銀マイナス金利の影響が継続

バリューコマースによれば、上期の売上高は堅調に推移したが、下期において、アフィリエイトマーケティングサービスで金融分野が日銀のマイナス金利の影響や一部広告主の運用方針変更の影響を受けていること、それ以外では前年対比で伸長しているものの当初想定を下回る見通しであることから下方修正するに至ったという。