【速報】オウチーノ、穐田誉輝氏による公開買付け 代表取締役井端氏の退任 プロパティ事業の撤退を発表…公開買付け後もマザーズ市場の上場維持

株式会社オウチーノは、10月28日の取引終了後、クックパッドの取締役兼執行役の穐田誉輝氏によるオウチーノ社の普通株式に対する公開買付けを発表した。

株式会社オウチーノは、10月28日、取引終了後、穐田誉輝氏によるオウチーノ社の普通株式に対する公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、公開買付けに応募するか否かはオウチーノ社の株主の判断に委ねること、並びに、公開買付者との間で投資契約書を堀口育代氏、林展宏氏、菅間淳氏及び舘野祐一氏の顧問候補者との間で投資契約書をそれぞれを締結することについて、同日開催の取締役会で決議した。

今回の投資契約書に基づき、穐田誉輝氏、堀口育代氏、林展宏氏、菅間淳氏及び舘野祐一氏に対して第三者割当の方法により新株式を発行、並びに、穐田氏に対し、第三者割当の方法により自己株式を処分することも決議されている。

### 穐田誉輝氏による、オウチーノの公開買付けを発表

公開買付け期間は2016年10月31日〜12月2日で、買付価格807円、買付予定数の下限304,200株、買付予定数の上限645,000 株の予定。

今回の公開買い付けに伴い、穐田氏は、オウチーノ社の代表取締役社長CEOで創業株主・筆頭株主の井端純一氏の保有株式288,200株(所有割合22.37%)、井端氏の配偶者である井端まどか氏の保有株式16,000株(所有割合:1.24%)について10月28日付で公開買付けへの応募に関する契約を締結済みだという。また、自己株式処分に係る株式100,000株の全て(所有割合7.76%)についても公開買付けに応募する旨の合意を得ている。なお、井端氏は、任期満了に伴う経営体制の変更のため、2017年3月29日をもって代表取締役を退任する予定。

これより、公開買付け終了後の穐田氏の所有する株式数は404,200株(所有割合:31.37%、増資後完全希薄化ベース持株割
合で計算した場合は17.09%)で、応募株券等の総数が買付予定数の下限(304,200 株)を上回る見込み。

### 公開買付け後も、マザーズ市場の上場維持

オウチーノ社は、今回の公開買付け後も、東京証券取引所マザーズ市場の上場は維持する方針だという。

### プロパティ事業の撤退も発表

さらにオウチーノは、プロパティ事業の撤退を決議したことも明かしている。

オウチーノでは、2014年8月6日に、100%連結子会社のスペースマゼラン社を設立し、国内外の不動産購入・開発・販売等のプロパティ事業を展開してきた。

その中、スペースマゼランのプロパティ事業は、販売用不動産の仕入に際して、財務上の資金負担が大きい一方、早期かつ確実な収益確保が難しく、販売用不動産の仕入のための多額の借入があった。そのため、オウチーノでは、グループ内における財務の健全化及び注力事業等の見直しを実施した結果、事業継続性が困難と判断し、2017年3月末を目途に、スペースマゼランによるプロパティ事業の撤退、及び、それに伴うオウチーノの同事業からの撤退を決定した、という。