【リリース発表会】「かんたん送金、そのまま使える」前払式支払手段(第三者型)を利用した、国内初の個人間無料送金アプリ『Kyash』が正式リリース

Kyash(キャッシュ)は、 2017年1月に金融庁より前払式支払手段(第三者型)の承認を受け、国内初の仕組みとして個人間の無料送金アプリ『Kyash』のiOS版を、本日より正式に提供を開始した。Pedia Newsでは、リリース発表会の模様を踏まえながら、Kyashが発表した個人間無料送金アプリ『Kyash』を紹介したい。

Kyash(キャッシュ)は、 2017年1月に金融庁より前払式支払手段(第三者型)の承認を受け、国内初の仕組みとして個人間の無料送金アプリ『Kyash』の[iOS版](https://itunes.apple.com/jp/app/id1084264883 ){: target=”_blank”}を、本日(4月5日)より正式に提供を開始した。

同日、東京都内某所で開催されたリリース発表会は、第一部「個人間送金市場の最新動向及び展望」、第二部「Kyashの取り組み」の二部構成で行われた。

第一部は、キャッシュレス(電子決済)領域に精通した、山本国際コンサルタンツの山本正行氏より「国内外の個人間送金市場の動きと特徴」、Kyashの顧問弁護士であり、森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士の堀天子氏より「送金業務の歴史的経緯と規制について」を紹介された。

さらに「送金革命がもたらすマネーの未来」と題して、メガバンク3行の三菱UFJフィナンシャル・グループ デジタルイノベーション推進部の藤井達人氏、三井住友フィナンシャルグループ ITイノベーション推進部、みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部の辻和幸氏と、Kyash代表取締役の鷹取真一氏をパネラー、CardWave編集長の岩崎純氏をモデレーターとして迎えてパネルディスカッションが行われた。

第二部では、Kyash代表取締役の鷹取真一氏より、本日より正式リリースが発表された『Kyash』アプリの紹介と今後の展望などが語られた。

Pedia Newsでは、今回のリリース発表会の模様を踏まえながら、Kyashが発表した個人間無料送金アプリ『Kyash』を紹介したい。

ITと金融を融合した「FinTech(フィンテック)」。フィンテックベンチャーと呼ばれる新興企業が台頭し、既存の金融サービスとの連携を拡大するなど新たな潮流を迎える中、「決済」の分野に注目が集まっている。

これまでカード決済システムは、VisaやMasterCardなどによる世界共通のネットワークによって構成されていたが、EUや中国を中心に一部地域ではこれらに依存しない域内決済ネットワークが確立されるなど新たな動きを見せている。

またインターネットやクラウドなどのテクノロジーの進化に伴い、ペイパルやアリペイ、アマゾン、グーグル、アップルなど決済を担う新たなプレイヤも登場している。従来のB2Cのモデルだけではなく、P2Pモデルの個人間決済の分野へと参入も進んでいる。

[山本国際コンサルタンツ 山本正行氏の登壇資料より]

さらに、一般的に国内のスマートフォン保有率は過半数以上と言われているが、若年層のみに絞ってみると、その保有率の高さは著しいものがある。実際、山本国際コンサルタンツの山本正行氏が大学生に対してアンケート調査を実施した結果、大学生のスマートフォン保有率は99%であったという。

「グローバルからリージョナル」「B2CからP2P」「スマホ」ーーーこれらの市場環境の変化を踏まえて、今「決済」の中でも「個人間決済」が活気ある動きを見せているのだ。

ただ送金・決済というと、その歴史的背景から様々な事業形態と複雑な規制があり、それぞれの事業形態に応じて行える事業の範囲が定められている側面もある。

送金・決済の事業形態としては、①資金移動業、②前払式支払手段、③前払式支払手段(適用除外)、④収納代行、の大きく4つに分かれる。それぞれの事業形態や規制対象などは、今回の発表内で森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士の堀天子氏が紹介した以下のプレゼン資料を見てもらいたい。

[森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士 堀天子氏の登壇資料より]

これらの事業形態がどのように送金サービスとして利用されているかというと、①の「資金移動業」は『LINE Pay』『Yahoo!マネー』、③の「前払式支払手段(適用除外)」は高校生プログラマーらが開発・運営するウォルトの『ELK』、④の「収納代行」は投資家兼連続起業家の木村新司氏が立ち上げたAnypayの『paymo』などのプレイヤがいる。

[Kyash代表取締役 鷹取真一氏の登壇資料より、以下スライド同]

そして、②の「前払式支払手段」として国内初の個人間無料送金アプリ『Kyash』で挑むのが、鷹取真一氏率いる「Kyash」である。

アプリ『Kyash』は、友達への送金、お店での支払い、日常のお金のやり取りがひとつにまとまる無料送金アプリ。

お金のやり取りといえば、「現金」「銀行経由」でのやり取りが主たるものであるが、現金のやり取りでは直接対面での受け渡しが必要だったり持ち合わせがない時にはできなかったり、銀行経由のやり取りだと手数料がかかったり、営業時間が決まっていて時間的な拘束を受けたり、何かと不便な点が多い。

そこでKyashでは、スマートフォンから簡単に、いつでもどこでも、リアルタイムで無料の送金・決済を実現することで、「”お金”をもっと自由に」することを目指す。

Kyashの特徴は、FacebookやLINE、TwitterといったSNSや電話帳で繋がる友達に対して、相手がアプリを持っていなくても送金と請求ができる。

もちろん、送ったお金や受け取ったお金はその場でリアルタイムで確認できる。受け取ったお金は、AmazonなどVisaが使えるお店で買い物の支払いに利用できる。

Kyashを使えば、「割り勘の精算」「贈り物の共同購入」「旅行やイベントの集金」などライフスタイルの様々なシーンで、現金の引き出しやお釣りの必要なく、手数料も無料で「個人間でのお金のやり取り」ができる。

その姿は、宿泊・旅行のイノベーションを「Airbnb」、移動のイノベーションを「Uber」が行ってきたものを彷彿させる。「Kyash」が「お金」という日常生活の中に根付いた「価値移動」のイノベーションを実現してくれるのだろう。

今後Kyashでは、 2020年までに国内ユーザー数1,000 万人を超える普及を目指し、事業・資本提携企業をはじめとする様々な事業者との連携や施策を展開していく予定。独自システムの安価な運用コストと高い柔軟性を生かして、 海外展開も視野に、 キャッシュレス化の促進に貢献していきたい考えだ。

なお今回、正式リリースを記念し、友達紹介キャンペーンを実施中。今回のキャンペーンでは、アプリ『Kyash』内のアカウントタブ内にある招待コードを利用し、ユーザーが友達に『Kyash』を紹介すると、 両者に300円が付与されるという。