【じげん決算説明会】平尾社長「じげんグループのコアであるマッチングテクノロジーのさらなる進化へ」…2017年3Q決算は過去最高益を更新

じげんは、2017年3月期第3四半期の決算発表を行うとともに、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会を開催した。

じげんは、2017年3月期第3四半期の決算発表を行うとともに、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会を開催した。

発表した連結決算(2016年4月〜2016年12月)は、売上高50億1200万円(前年同期比45.3%増)、営業利益15億7700万円(同35.1%増)、経常利益16億円(同38.3%増)、最終利益9億600万円(同45.4%増)だった。

決算説明会では、じげん代表取締役社長の平尾丈氏と経営戦略部部長の寺田修輔氏が登壇し、今回発表された2017年3月期第3四半期における注目のポイントや今後の戦略を説明した後、質疑応答が実施された。今回、Pedia Newsでは、その質疑応答内容も含めて、会見の様子をまとめた。

まず、じげん経営戦略部部長の寺田修輔氏が登壇。第3四半期(2016年10月〜12月期)の数字を中心に見ると、売上高17億4000万円(前年同期比35.7%増)、営業利益5億5200万円(同24.9%増)となり、過去最高益を更新し、上場来12四半期連続の前年比増収増益を達成した。

じげんは、現在「アグリゲーションメディアから自前メディアへの転換期の中、DB(データベース)とUUに対しより付加価値を提供していく段階」(寺田氏)にあり、UU当たり売上高の数字を重要指標と位置付けている。

UU当たり売上高を見ると、既存メディアは前年比18%増となったが、低単価新規メディアの「UU数は大きく貢献するが、収益寄与は限定的である」(寺田氏)ことの影響を受け、最終的には2Qから据え置きの153円となった。また、顧客数を見ると、「1Qは顧客資産を有する事業のM&Aで増加した」(寺田氏)が、3Qはこれらの事業拡大により、8000社を突破した。4Qについては、「三光アドのグループ入りしたことで、さらに増加して10000社を超える見込み」(寺田氏)という。

費用面は、2Qの決算説明会にて、下半期において、本社移転に伴う費用として約1億円(現在のオフィスの固定資産の除却、減価償却なども含む)、従業員の処遇改善や採用に係る費用として約1億円、総額約2億円が計上される予定であると語っていたように、一過性費用、及び制作関連の業務委託費、外注費等の増加に伴い、その他費用が一時的に上昇した。

* 参考記事:【じげん決算説明会】繁忙期を上回る過去最高益、”求人” “不動産”に続く第3の柱”生活”が頭角を現す、M&Aの買い手として名を馳せる…創業以来10期連続の増収増益を目指す

続けて、じげん代表取締役社長の平尾丈氏が登壇。じげんの事業は、主力のライフメディアプラットフォーム事業と、その他事業で構成される。主力のライフメディアプラットフォーム事業には、求人・不動産・生活の3領域が含まれる。

まず、求人領域は、アルバイトEX、リジョブを中心に、CPAを抑えた効果的な集客施策が奏功し、大幅増収を達成した。また、ブレイン・ラボは、AI将棋を手がけるHEROZと2016年12月に業務提携した。「今後は、外部とのアライアンスを強化し、じげんグループのコアであるマッチングテクノロジーの進化を図る予定」(平尾氏)

次に、不動産領域は、ウェブマーケティングや大手企業への営業力の強化によりABMが特に好調に推移し、2016年8月にはハウスドゥ、11月にはセンチュリー21・ジャパンとの業務提携契約を締結した一方、既存事業が、前年同期における大規模施策の反動をこなし、前年比小幅増収となった。

生活領域は、メディア顧客との関係を強化中の「自動車EX」、新規立ち上げメディアが好調な「にじげん」を中心に、前年比92.6%増の大幅増収を達成した。特に自動車分野が伸長しており、求人・不動産に次ぐ第三の柱としてビジネスモデル拡張を検討している。

最後に、今後の業績を見よう。2017年3月期計画は、売上高66億円(前年比31%増)、営業利益20.5億円(前年比27%増)で、創業以来10期連続の増収増益を目指す期首計画を据え置き。なお、三光アドのグループ入りや求人領域、生活領域の既存事業好調により、計画比強含みの推移という。