「民泊のAmazon」米国Vacasa、シリーズAで約40億円を資金調達

米国・ポートランドの「民泊のAmazon」Vacasaは、Level EquityからシリーズAで3,500万ドル(約40億円)の資金調達を実施した、と発表した。

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米国・ポートランドの「民泊のAmazon」Vacasaは、4月12日、Level EquityからシリーズAで3,500万ドル(約40億円)の資金調達を実施した、と発表した。

Vacasaは、2009年、Eric Breon氏とCliff Johnson氏によって設立された会社。Vacasaのミッションは、2019年までに1 ,697億ドル(約20兆円)になると言われる急成長中のバケーションレンタル市場で既存産業をディスラプトすることを目指す。

また、Vacasaは、雑誌「Inc.」が厳選した急成長企業5,000社の中で9位にランクインしている。現在、米国、ヨーロッパ、中央アメリカ、南米に展開しており、米国バケーションレンタル市場で業界2位に位置する。

Vacasaでは、民泊で有名なユニコーン企業Airbnbとは異なり、ホストの収益向上支援を行う。マーケティングから価格の最適化、予約、ゲスト対応、清掃、メンテナンスなど幅広いサービスを提供している。

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さらに、Vacasaは、物件の清掃からメンテナンスまでを支援するため、それぞれの地域でスタッフを抱えている。現在、従業員数は1,000名以上。

Vacasaは、直近2年で、元KPMGの監査役でBodybuilding.comの金融部門の責任者をつとめたRyan Vestal氏をCFO、The ClymbのプロダクトエンジニアのシニアディレクターであったLorenzo Ciacci氏をCTOに起用するなど、採用に力を入れている。なお、Vacasaによれば、2016年の従業員数を現在の2倍以上にする計画で、6月には本拠地を4万平方フィート(約3,700平方メートル)の新オフィスに移転する予定だという。

今回の資金調達によって、Vacasaは、事業開発を進めるとともに、米国国内事業と米国国外のグローバル事業を強化していきたい考えだ。