「地域活性化」の切り札、オンラインとオフラインで繋がる『PIAZZA』が次世代地域コミュニティを作る

街単位のコミュニティアプリ『PIAZZA』という新たな仕組みが今後、地域活性化の切り札になるかもしれない。PIAZZAは、街の在住、在勤者、地域の商店などが登録し、情報やモノのやり取りを通じ、街のコミュニティを創出する地域密着型O2Oプラットフォーム。

文化的影響力をもつ都市のひとつ、イタリア。イタリア文化では、古代ローマ時代から現代まで「PIAZZA(ピアッツァ)」が大きな意味を持ち、人が集まる場として生活の中心的な場として注目されてきた。共存意識を強く、市民生活には欠かせないコミュニケーションの空間であり、歴史の変化に応じて人々と共に成長し、市民と広場は一体となって現在にも生きている。

しかし、人工的に作られた現代の計画都市において、地域コミュニティの自生力による「地域活性化」をしようと一言で言っても、そう簡単なことではない。総務省によると、日本全国の地方自治体のうち、約9割が地域活性化などに自由に使える予算がない。

街単位のコミュニティアプリ『PIAZZA』という新たな仕組みが今後、地域活性化の切り札になるかもしれない。

PIAZZAは、街の在住、在勤者、地域の商店などが登録し、情報やモノのやり取りを通じ、街のコミュニティを創出する地域密着型O2Oプラットフォーム。コミュニティが希薄な街にコミュニティを創出する、ソーシャルインフラ地域に関わる住民、在勤者、商店、行政の方々が参加している。

現在、勝どき、豊洲、武蔵小杉で展開しており、今年3月には流山でも地域中から人を集めている。

参加した人にはどんなメリットがあるのか。勝どきの場合、認定NPO法人フローレンスと協働で子育て支援施設を運営しており、オンラインと、オフラインと含めて、日常における様々な地域情報を可視化してくれる。そのため、地域の住民と、地域の商店を含めて、在住・在勤者を呼び込めるという両面で、PIAZZAはローカル経済の活性化に繋がるという。

勝どきの人口は2.5万人。当初はイベントなどを通じ、リアルなコミュニティと連携しながら人を集めていたが、今では口コミで人の輪を広げていっている。

実際に勝どきでは、PIAZZAならびに子育て支援施設を通じて2万人以上の利用者がおり、若年層の主婦層、特に子育て世代、引っ越してきたばかりの住民、地域密着型の商店などで利用されている。

PIAZZAという新たな広場が、今後、地域活性化の切り札になるかもしれない。PIAZZAをうまく活用することで、様々な地域を元気にして、人と人との温かな繋がりを生み出し、地域の魅力を再発見していけることだろう。

『PIAZZA』