「ミレニアム世代のための投資」米ロボアドバイザーStash、シリーズAで約9億3,000万円を資金調達

米国・ニューヨークを拠点に「ミレニアム世代のための投資」サービスを開発する、ロボアドバイザーStashは、Goodwater CapitalからシリーズAで925万ドル(約9億3,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

ミレニアム世代の多くが、投資に対して消極的な印象を持つ。ミレニアム世代とは、1980~2000年生まれの人々で、その人口は米国でベビーブーマー世代を上回る。

ミレニアム世代は、住宅バブル崩壊および金融危機に強い影響を受けた世代であるため、ウォルストリートに軒を連ねる金融企業を嫌う傾向が強く、派手な消費も好まなければ、投資は難しいもので、自分とは関係ないものという印象が強い。

しかし、そのような状況を招いているのは、インターネットやスマートフォンを熟知し、ITリテラシーの高いミレニアム世代にピッタリな新しい投資スタイルが確立されていないからでもある。その救世主が「Stash」だ。

米国・ニューヨークを拠点に「ミレニアム世代のための投資」サービスを開発する、ロボアドバイザーStash](https://www.stashinvest.com/){: target=”_blank”}は、[8月17日、シリーズAで925万ドル(約9億3,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、Goodwater Capitalがリードで、Valar Ventures、Entrée Capitalが参加した。

Stashとは、特にミレニアム世代で投資を始めようとする人たちや、投資はブラックボックスでよく分からなくて手を出したくても出せない人たちに向けた、ミレニアム世代の投資家コミュニティプラットフォーム。

https://www.facebook.com/stashinvestapp/videos/956039767820691/

Stashに登録できる未来の投資家は、兵士、看護師、Uberのようなタクシー配車サービスの運転手、工事現場の職人、IT企業の社員など、職業を問わない。Stashを使えば、ミレニアム世代である彼らは、インターネットの力を使って、自分たちの経済活動の未来を語れるヒーローになれる。

Stashの特徴は、何と言っても、自分の興味関心、信用力、目標などをもとに、ポートフォリオを簡単に構築できるところだろう。Stashでは、数あるETFの中から、ユーザーである投資家に合わせて最適な組み合わせを自動で提供する。それもたった5ドル(約500円)から投資をはじめられる。

具体的には、アップルやマイクロソフト、フェイスブックなどの巨大IT企業に投資する「Internet Titans」、リンクトインやアマゾン、イーベイなどのミレミアム世代のユーザーから収益を得る「Young Money」、ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイング、ロッキード・マーチンなどの航空宇宙防衛関連企業「Defending America」に投資できる。

これにより、Stashでは、ユーザー自身がオーナーシップを持って、自ら積極的に投資家の道を歩み、「自分は投資家だ」という確固たる自信を持てる。

もちろん、Stashはミレニアム世代が嫌いなブラックボックスなところは何もない。見えないところで手数料が引かれていることもなければ、口座からお金を移動させるときの手数料もかからない。Stashは、残高5,000ドル(約50万円)以上で1年間5,000ドル(約50万円)・年率0.25%の運用なら1か月あたりたった1ドル(約100円)で始められる。さらに、初回登録から3か月間は無料で試せる。

2015年10月14日のリリース以来、Stashは、 登録者数が50万、投資家数が15万に達する。

今回の資金調達によって、Stashは、ミレニアム世代のための次世代の投資家サービスの提供を進めることで、新しい投資家へリーチしていきたい考えだ。